シリウス星の夢馬
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【この作品の世界観設定解説】
このシリウス星の夢馬は、
ワビーニョサビーニャたちが地球から金星に
伝達した情報を元に、頭部の輪っかの
中央の何もない「空」の領域に
ゼロポイントエネルギーを凝縮させて
「夢」の元になるエネルギーを生成します。
「夢」は人間が寝ているときに見る、あの「夢」です。
生成された「夢」の元は、背中の空間に貯蔵され、
地球で睡眠を摂っている人に送り届けられます。
ワビーニョサビーニャたちがあたまのうつわにいれた
ものからの情報が、このようにして地球に夢として
還元されています。
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【輪っか部分の円形についての解説】
わたしは作品の中に「輪」のかたちを取り込んで制作していますが、
これは禅宗における円相という概念からインスピレーションを得ています。
禅宗の円相(えんそう)とは、円を描いた単純な形ですが、
禅においては非常に深い意味を持つ象徴的な図形です。
円相は、心の状態や悟りを表現し、しばしば筆で一筆で描かれます。
この円は、完全性、無限、宇宙、そして「空(くう)」、
すなわちすべてのものが本質的には空であるという仏教の真理を表しています。
無限と完全性 円相は始まりも終わりもない完全な形であり、
無限や永遠の象徴とされています。
何も欠けていない完全な存在を表すことから、悟りを開いた状態や、
心の無限の可能性を示唆しています。
空(くう) 円相は、仏教の根本思想である「空」を体現しています。
空とは、あらゆるものが本質的に固有の実体を持たず、
すべてのものが相互依存して成り立っているという教えです。
円相は、その形によって、すべてが一つに繋がっており、
同時に空であることを表しています。
円相を描く行為 円相を描くことは、
禅における修行の一部とも考えられています。
僧侶や修行者が一筆で円を描くことで、その瞬間の心の状態や集中力を表現します。
描く行為そのものが「今、この瞬間」に全力で生きるという
禅の教えを象徴しているのです。 円相は禅画としても人気があり、
多くの禅僧が描いた円相が残されています。
特に、著名な禅僧たちは、その精神性を伝えるために円相を描き、
禅の哲学を体現するものとして後世に受け継がれてきました。
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【使い方と展示方法】
この作品は
蓋があって中に何かを入れることができます。
アクセサリーなど小物入れとして使ってもいいですし、
ドライフラワーなどの束を入れてあげると
この鯨馬が荷物を運んでいるような様子になりますので、
作品の世界観や物語を想像して楽しんでいただけるような展示を
行うことも可能です。
大きさは写真を参考にしてください。